スマートフォンのバッテリーが少なくなったらあなたはどうしますか?
室内なら充電器に接続するでしょう。
しかし外出中や移動中なら?
街中にはモバイルバッテリーをレンタルできる「ChargeSPOT」と呼ばれるサービスがあります。
本記事では「ChargeSPOT」の使い方を、筆者が実際にモバイルバッテリーを借りてご紹介します。
最大の特徴は?→どこでも手軽にレンタルできるモバイルバッテリー
「ChargeSPOT」(チャージ スポット)は、モバイルバッテリーをレンタルできるサービス。
全国に25,000台(2021年1月現在)も設置されているため、どこでも手軽にモバイルバッテリーを借りることができます。
代表例はファミリーマート。
他にもドコモショップや駅などにもあります。
借りたモバイルバッテリーは同じ場所に返す必要がなく、「ChargeSPOT」内ならどこでも返却可能。
車や電車での移動中にスマートフォンを充電することができてしまいます。
30分165円(税込)~
レンタル料金は30分165円(税込)からになっています。
レンタル時間 | 価格(税込) |
~30分 | 165円 |
30分~2日(48時間) | 330円 |
2日(48時間)~3日(72時間) | 660円 |
3日(72時間)~4日(96時間) | 990円 |
4日(95時間)~5日(120時間) | 1,320円 |
5日(120時間)~ | 3,300円 |
使い方は?
「ChargeSPOT」はアプリから利用できます。
(1)アプリのダウンロードと支払い情報の設定

「ChargeSPOT」アプリは初期設定が必要です。
初めて起動すると、次のことが必要になります。
・プライバシーポリシーの同意
・「ChargeSPOT」へのログイン
「ChargeSPOT」へのログインは3種類の内、1つを選択します。
筆者は電話番号でログインしました。
電話番号を入力し、認証コード欄の右にあるSMS認証を選択。
SMSで届いた認証コードを入力。
利用規約にも同意してログインしました。
その後はホーム(「ChargeSPOT」検索地図)へ移動します。
実際に「ChargeSPOT」を利用する前に、お支払情報を登録します。
(もし登録しなかった場合、利用時に登録することになります。)
2.「登録」を選択。
3.お支払い情報の登録。
支払い方は大きく4種類になっています。
・キャリア決済(d払い、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済)
・Paidy(後払い決済)
・QRコードスマホ決済(PayPay、メルペイ)
筆者はキャリア決済(auかんたん決済)で登録しました。
(2)QRコードを読み取ってモバイルバッテリーをレンタル
アプリで最寄りの「ChargeSPOT」を地図から探します。
「ChargeSPOT」はブルーピン、またはグレーピンとなっている場所です。
・グレーピン:現在モバイルバッテリーを借りられない「ChargeSPOT」
これはとあるファミリーマートにあった「ChargeSPOT」。
店の入り口にありました。
レンタルするには「ChargeSPOT」のQRコードをスマートフォンで読み取ります。
アプリのホーム(地図)画面の下にある「QRスキャンして借りる」で、「ChargeSPOT」のQRコードを読み取ります。
すると「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーのロックが外れ、取り出せるようになります。
アプリではホーム(地図)画面に現在の利用時間・予想金額が表示されます。
また「ChargeSPOT」はイエローピンに変わります。
イエローピンは現在モバイルバッテリーを返すことができる「ChargeSPOT」です。
「ChargeSPOT」にモバイルバッテリーを返すときは、空いているスロットに入れるだけです。
これは借りた場所とは別の「ChargeSPOT」。
写真ではわかりにくいですが、「ChargeSPOT」の液晶画面に利用時間や金額が表示されます。
アプリでも利用時間・金額の詳細情報が同時に表示されるようになっています。
【ギャラリー】ChargeSPOTのモバイルバッテリー/5,000mAh
「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーの仕様は次の通り。
・出力:2A(5V)
・入力:1.5A(5V)
「RECHARGE」と書かれている場所にはmicroUSBポートがあるため、自分で充電することもできます。
このモバイルバッテリーの後ろには3種類のケーブルが直接つながっています。
※3種類(USB Type-C、Lightning、microUSB)
(→【Lightning?USB Type-C?microUSB?】充電端子の基本)
iPhone 7と大きさを比べると次のようになります。
iPhone 7とほぼ同じ大きさになっています。
感覚的で申し訳ありませんが、重量も同程度と思われます。
まとめ
「ChargeSPOT」はどこでも手軽にモバイルバッテリーをレンタルできるサービス。
30分165円(税込)から利用できます。
アプリで「ChargeSPOT」のQRコードを読み取るだけで簡単にレンタル可能です。
借りられるモバイルバッテリーはiPhone 7と同程度のサイズで、バッテリー容量は5,000mAh。
また借りたモバイルバッテリーは、「ChargeSPOT」内ならどこでも返却可能。
移動中でもスマートフォンを充電することができてしまいます。