スマートフォンのバッテリーが少なくなったらあなたはどうしますか?
室内なら充電器に接続するでしょう。
しかし外出中や移動中なら?
街中にはモバイルバッテリーをレンタルできる「ChargeSPOT」と呼ばれるサービスがあります。
本記事では「ChargeSPOT」の使い方を、筆者が実際にモバイルバッテリーを借りてご紹介します。
最大の特徴は?→どこでも手軽にレンタルできるモバイルバッテリー
出典元:ChargeSPOT
「ChargeSPOT」(チャージ スポット)は、モバイルバッテリーをレンタルできるサービス。
全国に30,000箇所以上(2021年10月現在)も設置されているため、どこでも手軽にモバイルバッテリーを借りることができます。
代表例はファミリーマートなどのコンビニ。
他にもドコモショップや駅などにもあります。
借りたモバイルバッテリーは同じ場所に返す必要がなく、「ChargeSPOT」内ならどこでも返却可能。
車や電車での移動中にスマートフォンを充電することができてしまいます。
出典元:ChargeSPOT
30分165円(税込)~
レンタル料金は30分165円(税込)からになっています。
レンタル時間 | 価格(税込) |
~30分 | 165円 |
30分~6時間 | 330円 |
6時間~1日(24時間) | 480円 |
1日(24時間)~2日(48時間) | 660円 |
2日(48時間)~3日(72時間) | 990円 |
3日(72時間)~4日(96時間) | 1,320円 |
4日(96時間)~5日(120時間) | 1,650円 |
5日(120時間)~ | 3,300円 |
また月額制サブスクリプションプラン「ChargeSPOT Pass」もあります。
「ChargeSPOT Pass」の利用料金は次の通り。
・2回目以降は360円ずつ加算
・最大1,800円まで(回数制限なし)
※全て税込
※1回のレンタル時間は5日(120時間)まで
※時間を超えたら延長料(360円)発生
毎月必ず1回・6時間以上借りる場合は、「ChargeSPOT Pass」の方がオトクでしょう。
使い方は?
「ChargeSPOT」はアプリから利用できます。
サブスクリプションプラン「ChargeSPOT Pass」の登録も「ChargeSPOT」アプリから可能です。
※内容は筆者が使用した日である、2021年3月現在の情報です。
(1)アプリのダウンロードと支払い情報の設定
「ChargeSPOT」アプリは初期設定が必要です。
初めて起動すると、次のことが必要になります。
・プライバシーポリシーの同意
・「ChargeSPOT」へのログイン
「ChargeSPOT」へのログインは3種類の内、1つを選択します。
筆者は電話番号でログインしました。
電話番号を入力し、認証コード欄の右にあるSMS認証を選択。
SMSで届いた認証コードを入力。
利用規約にも同意してログインしました。
その後はホーム(「ChargeSPOT」検索地図)へ移動します。
実際に「ChargeSPOT」を利用する前に、お支払情報を登録します。
(もし登録しなかった場合、利用時に登録することになります。)
2.「登録」を選択。
3.お支払い情報の登録。
支払い方は大きく4種類になっています。
・キャリア決済(d払い、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済)
・Paidy(後払い決済)
・QRコードスマホ決済(PayPay、メルペイ)
筆者はキャリア決済(auかんたん決済)で登録しました。
(2)QRコードを読み取ってモバイルバッテリーをレンタル
アプリで最寄りの「ChargeSPOT」を地図から探します。
「ChargeSPOT」はブルーピン、またはグレーピンとなっている場所です。
・グレーピン:現在モバイルバッテリーを借りられない「ChargeSPOT」
これはとあるファミリーマートにあった「ChargeSPOT」。
店の入り口にありました。
レンタルするには「ChargeSPOT」のQRコードをスマートフォンで読み取ります。
アプリのホーム(地図)画面の下にある「QRスキャンして借りる」で、「ChargeSPOT」のQRコードを読み取ります。
すると「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーのロックが外れ、取り出せるようになります。
アプリではホーム(地図)画面に現在の利用時間・予想金額が表示されます。
また「ChargeSPOT」はイエローピンに変わります。
イエローピンは現在モバイルバッテリーを返すことができる「ChargeSPOT」です。
「ChargeSPOT」にモバイルバッテリーを返すときは、空いているスロットに入れるだけです。
これは借りた場所とは別の「ChargeSPOT」。
写真ではわかりにくいですが、「ChargeSPOT」の液晶画面に利用時間や金額が表示されます。
アプリでも利用時間・金額の詳細情報が同時に表示されるようになっています。
モバイルバッテリーの性能仕様/5,000mAh
「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーの性能仕様(スペック)は次の通りです。
・出力:2A(5V)=10W
・入力:1.5A(5V)=7.5W
容量は5,000mAh。
スマートフォンを約1回充電できる容量です。
しかし近年はスマートフォンのバッテリー容量が増加傾向にあるため、機種によってはフル充電できない場合もあります(→スマートフォン別バッテリー情報)。
出力電力は10W(5V-2A)。
急速充電に対応しています(→急速充電とは?)。
「RECHARGE」と書かれている場所にはmicroUSBポートがあるため、自分でモバイルバッテリーを充電することもできます(電力は7.5W)。
レンタル時間内なら何度も再利用可能となっています。
モバイルバッテリーの後ろには3種類のケーブルが直接つながっています。
スマートフォンだけでなく、タブレットをはじめとしたこれらの端子を使用する電子機器で使用することができます。
※3種類のケーブル:USB Type-C、Lightning、microUSB(→充電端子の基本)
iPhone 7と大きさを比べると次のようになります。
iPhone 7とほぼ同じ大きさになっています。
感覚的で申し訳ありませんが、重量も同程度と思われます。
無料でChargeSPOTを利用可能な【ChargeSPOT Wi-Fi】
「ChargeSPOT」の利用は1回165円(税込)~となっています。
そんな「ChargeSPOT」を無料で使うことができるサービスがあります。
それが【ChargeSPOT Wi-Fi】 。
業界最安値の月額3,608円(税込)で使うことができるモバイルルーター(ポケットWi-Fi)です。
こちらのモバイルルーター(ポケットWi-Fi)を契約すると、「ChargeSPOT」を毎月1回無料で使用することができます。
※1回=5日(120時間)まで。
また2回以上のレンタルも特別割引。
※上記と同様に最大5日(120時間)のレンタル。
回数 | 料金(税込) | 通常からの割引額(税込) |
2回目 | 360円 | -1,290円 |
3回目 | 720円 | -930円 |
4回目 | 1,080円 | -570円 |
5回目以上 | 1,440円 | -210円 |
いずれも「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーを通常時より安く使うことができ、かなりオトクなセットとなっています。
またモバイルルーター(ポケットWi-Fi)は、クラウドSIMと呼ばれる方式を採用。
3大キャリア(docomo・au・SoftBank)の内、現在地から一番最適な回線へ自動的につながる仕組みです。
使用できるギガ(データ通信量)は100GBと、大容量。
5G回線を利用する【ChargeSPOT Wi-Fi 5G】 もあり、こちらは月額4,708円(税込)で容量無制限。
インターネットをいつでもどこでも使い放題のプランとなっています。
スマートフォンがau・UQmobileの場合は月額割引あり、さらにオトクに利用できます。
最大1,100円値引き
・UQmobile:「UQ自宅セット割」
最大858円値引き
このように【ChargeSPOT Wi-Fi】 では、「ChargeSPOT」とモバイルルーター(ポケットWi-Fi)をどちらも安く使えるオトクなセットになっています。
まとめ
「ChargeSPOT」はどこでも手軽にモバイルバッテリーをレンタルできるサービス。
30分165円(税込)から利用できます。
使い方は、アプリで「ChargeSPOT」のQRコードを読み取るだけで簡単にレンタル可能。
借りられるモバイルバッテリーはiPhone 7と同程度のサイズで、バッテリー容量は5,000mAhとなっています。
また借りたモバイルバッテリーは、「ChargeSPOT」内ならどこでも返却可能。
移動中でもスマートフォンを充電することができてしまいます。