スマートフォンの天敵はバッテリー切れ。
生活必需品で様々な用途で使うため、いつの間にかバッテリーが少なることも多いでしょう。
モバイルバッテリーの代名詞として定着している「Anker」(アンカー)製品。
Ankerのモバイルバッテリーの中でも特大容量である「Anker Powercore 20100」をレビューします。
最大の特徴は?→20,100mAhの特大容量
「Anker Powercore 20100」の最大の特徴は、名前に示されているように20,100mAhの特大バッテリーを搭載していることでしょう。
20,100mAhはiPhone 12を約5回もフル充電できる容量になっています。
iPhone 12のバッテリー容量:2,815mAh
(→iPhone 12 電源&バッテリー情報)
実際の充電に使えるモバイルバッテリーの容量は約7割。
20,100mAh × 0.7(7割) = 14,070mAh(実際に充電できる量)
14,070mAh ÷ 2,815mAh(iPhone 12のバッテリー容量) ≒ 4.9(回分)
モバイルバッテリーの品質を保証するPSEマークもあり、メーカーからの保証は最大24ヶ月。
「Anker Powercore 20100」は、しっかりとした品質で長期間されているモバイルバッテリーでもあります。
同時充電できる?→2台まで最大4.8Aの充電可能
「Anker Powercore 20100」は2つの充電ポートを搭載していますので、2台同時充電が可能です。
端子はUSB Type-A。
Anker独自の急速充電技術(→急速充電)、PowerIQとVoltageBoostにより、2ポート合わせて最大4.8A(5V・24W)の急速充電も可能になっています。
※1台当たり最大2.4A(12W)。
試しにiPhone 7を充電してみると、出力は約1.7A(約8.6W)でした。
ただし「Anker Powercore 20100」本体の充電には、ある程度の時間が必要になります。
筆者環境では、約半分の充電で4時間ぐらい要しました。
「Anker Powercore 20100」の入力は最大2A(5V)まで。
充電端子はmicroUSBであるため、より速く充電可能なUSB Type-Cと比べると、どうしても充電が遅くなってしまいます。
また20,100mAhと特大容量であることも重なり、「Anker Powercore 20100」本体の充電には長い時間が必要になります。
サイズは?→大容量モデルの中では小さくて軽い
「Anker Powercore 20100」は従来の20,000mAhモデルよりも、約30%も小さくて軽くなっています。
非常にコンパクトです。
「Anker Powercore 20100」の大きさは166mm×58mm×22mm、重さは356gとなっています。
iPhone 7と大きさを比較するとこのようになります。
持ち歩くにはズッシリ感
先述の通り、「Anker Powercore 20100」の重さは356g。
実際の重さを量ってみると、355gでした。
対してiPhone 7は145g。
「Anker Powercore 20100」はiPhone 7よりも、約2.5倍も重くなっています。
特大容量であるため仕方ありませんが、持ち歩くにはズッシリと感じてしまう重さです。
【ギャラリー】持ちやすいデザイン/The・モバイルバッテリー
持ちやすいデザイン。(手袋装着で失礼します)
ロゴ周辺。高級感がある表面仕上げ。
端子と電源ボタン。4つの青色LEDにより電池残量がわかります。
付属のmicroUSBケーブル。
まとめ
「Anker Powercore 20100」は20,100mAhの特大容量を搭載しているモバイルバッテリー。
2台を同時充電可能で、合わせて最大4.8A(5V・24W)の急速充電ができます。
さらに従来の大容量モデルよりも約30%もコンパクト。
持ちやすいデザインで、表面は高級感があります。
ただ特大容量であるために、「Anker Powercore 20100」本体の充電にはある程度時間が必要になります。
加えて実際の重さは355gであるため、持ち歩くにはズッシリと重く感じてしまいます。